Academia

訪問歯科アカデミア

全国の多くの志ある歯科医師の参加を願っています。

2021年10月7日開校

[毎月第1木曜日]19:30~21:30(21:00~ディスカッション)

【募集】

■学部生 年間12回コース
■科目履修生 1回から受講可能

【受講費】

■学部生 66000円(全12回)
■科目履修生 8800円(各回)

 

【訪問歯科アカデミア・スケジュール】

<2021年>
■10月7日
〇訪問歯科総論-中尾祐学長(歯科医師:医療法人福和会 別府歯科医院 副院長)

安心安全な歯科医療のための診断と対応 難解⇒理解!医療介護算定(11月~3月)

■11月4日
〇訪問歯科で知るべきフィジカルアセスメント・血液検査値-高橋公一教授(医師:みさと中央クリニック 院長)

■12月2日
〇認知症の方への歯科の対応-枝広あやこ教授(歯科医師:地方独立法人東京都健康長寿医療センター あぜりあ歯科診療所)

<2022年>
■1月6日
〇高齢者の口腔粘膜疾患-山城崇裕教授(歯科医師:やましろ歯科口腔外科 院長)

■2月3日
〇⻭科治療に際して必要な薬に関する基礎知識 -⻭科処置に際し注意が必要な薬剤への対応- -松村香織教授(歯科医師:⻭学博⼠、公⽴⼋⼥総合病院⻭科⼝腔外科医⻑ (診療科⻑) )

■3月3日
〇医療・介護算定-池川裕子教授(歯科医師:出張歯科 四つ木 院長)

食べるにこだわる口腔機能と義歯 そして最強の口腔ケア(4月~7月)

■4月7日
〇高齢者義歯-鈴木宏樹教授(歯科医師:篠栗病院 歯科 医長)

■5月12日
〇食べる機能・飲みこむ機能と食事形態-菊谷武教授(歯科医師:日本歯科大学教授、口腔リハビリテーション多摩クリニック 院長)

6月2日
〇脳卒中と神経変性疾患と食べること-社本博教授(医師: 医療法人社団養高会 高野病院 院長)

■7月7日
〇口腔ケア その意義と方法-白石愛教授(歯科衛生士:熊本リハビリテーション病院 歯科口腔外科)

歯科のアウトカム=栄養(8月~9月)

■8月4日
〇リハ栄養-若林教授(医師:東京女子医科大学病院リハビリテーション科 教授)

■9月1日
〇栄養-(未定)(管理栄養士:)

・学部生には卒業時にディプロマ進呈
・学部生用のFBグループを作る(OB会も含めて)
FBグループは学長、教授も入会しアフターフォロー→入会し交流の場とする

 

【開校の言葉】

日本は現在、超高齢社会の荒波の真っただ中であり、今後20年かけて高齢化がさらに進むことが予想されます。そのような状況の中で、近年、口腔細菌除去による誤嚥性肺炎の予防効果の認知や、摂食嚥下障害患者における耳鼻科歯科連携の提言等がされ、各分野より高齢者歯科医療への多大な期待が寄せられるようになりました。

しかしながら、訪問歯科診療の現場では、いまだ口腔内が放置された状態、いわゆる「歯科難民」の方をまだ多く見かけます。在宅医療における、外来・入院から在宅へのシームレスな医療提供システムが確立されてないことや、患者サイドの「口腔内に問題がある時だけ歯科を受診する」という一種ドグマ的な概念をもっているという問題もあると思います。訪問歯科診療を進めるということは、今までの外来診療にない医療・介護・生活モデルというステージに立つことになります。しかし、歯科医療者が今までにない広大なステージに上がること自体や、そしてステージに上がったとしても立ち続けることが難しくなり、結果歯科難民が増えることにより社会からの期待に沿えられない状況になることが危惧されます。

その問題を解決するため、今回、訪問歯科診療で最も重要と思われる、義歯、全身疾患や多剤服用者の歯科対応、口腔粘膜疾患、口腔健康管理、認知症の対応、脳機能・摂食嚥下機能と食形態、栄養を見据えたフィジカルアセスメントとリハビリテーションについてピックアップし本学を開校します。これらを、訪問歯科診療初心者でも体系的に理解し、またそれぞれの講師の高齢者医療についてのマインドに触れながら、患者・患者にかかわるすべての方に、社会から求められる訪問歯科診療を、自信をもって提供できるようになる情報提供の機会としたいと考えています。さらに、今後、オンライン等での教授陣によるサポート体制も構築していければ、それぞれの訪問診療の現場でより良い歯科医療を提供できるのではないかと思っています。

いよいよ訪問歯科アカデミア開校です。全国の多くの志ある歯科医師の参加を願っています。

訪問歯科アカデミア
学長 中尾 祐

【シラバス】

〇訪問歯科総論ー中尾学長
ゴール:これからの訪問で知っておくべき内容について理解する
エピローグ(ロールプレイングゲーム風に 今後の内容の紹介)

[歯科特化]
〇高齢者義歯ー鈴木教授
ゴール:食べるにこだわる義歯を知る 義歯の調整方法を理解する
〇服薬・MRONJ・抗血栓療法の対応ー松村教授
ゴール:歯科で注意する疾患、服薬のチェックの仕方、投薬、MRONJ、抗血栓療法中患者の対応について理解する
〇医療・介護算定ー池川教授
ゴール:難解な医療・介護算定について理解する
〇口腔ケア その意義と方法ー白石愛教授
ゴール:高齢者の口腔ケアの意義と手技を理解する
〇高齢者の口腔粘膜疾患ー山城崇裕教授
ゴール:高齢者特有の口腔粘膜疾患を理解する

[認知症・食べる]
〇認知症の方への歯科の対応ー枝広あやこ教授
ゴール:認知症における歯科診療の注意点と食べることを理解する
〇食べる機能・飲みこむ機能と食事形態ー菊谷武教授
ゴール:摂食嚥下機能(特に口腔機能)と食事形態について理解する
〇脳卒中と神経変性疾患と食べることー社本教授
ゴール:脳血管疾患と進行性神経変性疾患と食事への影響について理解する

[医科・栄養・リハビリ]
〇訪問歯科で知るべきフィジカルアセスメント・血液検査値ー高橋公一教授
ゴール:歯科医師が知っておくべき高齢者のフィジカルアセスメントと血液検査値を理解する
〇リハ栄養ー若林教授
ゴール:リハビリで回復するために、栄養摂取が重要であることを理解する
〇栄養ー講師交渉中
ゴール:歯科の最も重要なパートナーである栄養士の仕事内容と、栄養管理の重要性を理解する

【第1回】

〇訪問歯科総論ー中尾学長
ゴール:これからの訪問で知っておくべき内容について理解する
エピローグ(ロールプレイングゲーム風に 今後の内容の紹介)

【講師】


中尾 祐(なかお ゆう)先生

歯科医師

[略歴]
九州大学歯学部卒業
2001 九州大学歯学部付属病院 顎口腔外科入局
2005 博士課程修了
2008 同医局 助教(救命救急センター、歯科麻酔科勤務含む)
2013 一般開業医勤務
2017 医療法人福和会 別府歯科医院 勤務
訪問診療部 副院長 現在に至る

所属学会:
日本摂食嚥下リハビリテーション学会 認定士
日本老年歯科医学会
日本臨床代謝栄養学会
日本口腔外科学会
日本化学療法学会

スタディグループ
S.O.N.Y-MED(福岡高齢者医療研究会)会長

【開催日時】

・開催日程/2021年10月7日(木)
・開催時間/19:30~21:30

【開催概要】

[こんなかたにおすすめです]
施設・在宅
医療・看護・介護・ケアスタッフ
食支援に興味あるすべての方

[定員]
30名

[参加費]

■学部生 66000円(全12回)
■科目履修生 8800円(各回)

※【年間「フル」パス】対象外

【訪問歯科アカデミア・学部生】の注意点

●お申し込み時に「無料割引コード」をご入力ください。
●お申込みいただきましたメールアドレスにご案内をお送りいたします。
●各セミナーには、その都度お申込みが必要です。
●お申込み時に必ず「無料割引コード」をご入力ください。
●割引コードは会員サービスのご利用に際して重要なものです。
●他人に知られないようにお客様ご自身で管理をお願い致します。

「訪問歯科アカデミア・学部生」は年間12回コースです。
⇒ 66,000円(12回)

【今後の予定】
訪問歯科アカデミアは全12回シリーズです。
毎月第1木曜日開催予定。(変更の場合あり)

【募集中の講座】お申込みはこちらから
⇒ https://winwin-japan.com/seminars/event_tag/academia/